野菜とともに育む福祉の未来 ノウフク道

ミッション

ミッション

私たちは、障がい者とその家族が、生まれ育った地域において、誰からも排除されることなく、安心して笑顔で暮らせる社会の実現を目指します。

ビジョン

ビジョン

私たちは、水耕栽培による野菜の生産システムを、障がい者の就労を支援する全国の福祉団体に向けて提供することで、障がい者の豊かな生活を支えることに貢献します。
そしてまた、関係する福祉団体同士のつながりを創出し、農福連携の輪=“和”の実現と発展に貢献します。

会社概要

組織名称
株式会社成電工業
所在地
〒370-0871 群馬県高崎市上豊岡町571-9(MAPを表示
Tel. 027-343-5111(代) / Fax. 027-343-5811
事業内容
制御盤の設計・製造
半導体製品の加工
野菜栽培装置の製造・販売
省エネ技術のご提案
代表者
瀧澤 啓
設立年月日
昭和46年10月
資本金
1,500万円

代表プロフィール

名前
滝澤 啓
役職
株式会社成電工業 代表取締役社長
株式会社成電半導体 代表取締役社長
NPO法人ソーシャルハウス 理事長
出身地
群馬県高崎市
経歴
1994年
(株)成電工業に入社
2004年
(株)成電工業代表取締役に就任
2007年
(株)成電半導体代表取締役に就任
2015年
NPO法人ソーシャルハウスを設立、理事長に就任
趣味
旅行、散策、読書
音楽
ビートルズ
ceo

メッセージ

わたしが目指しているもの

わたしたちは、大人になることは「自立」することだと教えられて育ってきました。
では、「自立」とはどういうことかと言えば、「誰にも頼ることなく一人でも生きていけること」というように教えられてきました。困っても、苦しくても、他人を頼りにしてはいけない、という強迫観念のようなものを心に植え付けられてきたように思います。
でも、誰にも頼らずに生きるなんてことが、本当にできるのでしょうか。一生涯、人を頼りにせずに生きることなんて、決してできるわけがありません。
わたしは大人になって、本当の「自立」とは、周囲に上手に「依存」しながら生きることだと気づきました。職場の同僚や、家族や、友人知人、地域のご近所さん、色々なものに上手に依存しながら生きることが、本当の「自立」なんだと分かりました。
俗に「依存症」という言われ方があります。これは、特定のこと、お酒とかドラッグ、ギャンブルなど、一つのことだけに偏執的に依存してしまう心の状態を指しています。
一つだけのことではなく、色々な事に依存先が分散されているれば、心理的なリスクの分散にもなり、心がより安定するものだと思います。わたしは、自分たちが提供する福祉サービスが、障がい者とその家族にとって、安心して依存できる場所の一つになることを願っています。また、そのような存在として、障がい者とその家族と関わっていきたいと思っています。

もう一つ、わたしが目指しているもの

障がい者とその家族と関わりながら、障がい者とその家族を支援している支援スタッフを支えることも、大事な仕事だと思っています。
障害者福祉の仕事には正解というものはなく、多くの支援スタッフは、相手にとってベストな支援とは何かを絶えず自問し、試行錯誤と内省を日々繰り返しています。こうした支援スタッフが、心折れることなく希望を持って仕事に取り組めるよう支援するのが、わたしの仕事だと思っています。
我が社では、スタッフ一人一人が、「専門技術を磨くこと」と「人としても成長すること」の両立を経営理念として掲げています。スタッフ一人一人が、仕事にやりがいと充実感を覚えながら自己成長を果たせるような職場を目指したいと思っています。

どんな社会にしたいか

コロナ禍の現代は、社会の分断が進行し、人と人のつながりが薄まって、個人の孤立が深化していると言われています。様々な悩みや困難、生きづらさを抱えていても、相談相手との距離を遠ざけるような風潮によって孤立が深まっているように思われます。
孤立とは、その個人を閉塞させるだけではなく、社会全体の活力を弱体化させます。そうならないためにも、地域において、人と人のつながりを産み出すきっかけ作りをしていきたいと思い、野菜直売会やフードパントリー、こども食堂ネットワークなどの活動をはじめました。こういった地域の人と人とをつなげる活動に、障がい者がもっと深く関われないだろうかと思っています。福祉の仕事とは、地域を変え、社会を変えることだと思います。
障がい者が、地域づくり・国づくりに主体的に関わるような社会を作れないだろうかと思っています。